皆さん。【船乗り】という仕事がどういうお仕事かイメージできますか?
多くの人は「漁師」さんをイメージするんじゃないでしょうか。
もちろん漁師さんも立派な「船乗り」の1人ですが、世の中には色んな「船乗り」がいます。
今日は、そんな世界を【私が聞いた話で】←ここ重要。
一緒に少し覗いて見ましょう・・・!
漁師
船乗り業界の認知度でいうとダントツ1位ではないでしょうか。
皆さんの食卓に美味しい海鮮を届けてくれるありがたい存在です。
マグロやイカ、カニ、秋刀魚、牡蠣、海苔・・・etc
色んな種類の海鮮がありそれらに応じた「漁」をする漁師さんがいます。
漁にも色んなやり方がありますよね。
年末の特番で見かける「大間のマグロ」釣りは
【一本釣り】と言われる漁の仕方ですし、
他にも、
魚の通り道に帯状の網を仕掛けて魚を網目に絡まらせる【刺し網漁】や、
魚の通り道に杭や錨で網を固定し、回遊してくる魚を閉じ込める 【延縄(はえなわ)漁】、
エサを使って対象となる魚介を、かごの中に集めて捕獲する【かご網漁】
などなど色々な手法で私たちの食卓に届けているわけです。
海鮮。最高だよねー!!
規格外すぎる【重鎮】のお話
私の上司にかつて、遠洋延縄マグロ漁船の乗組員として勤務経験のある、
オールバック・パンチパーマ・色付き薄サングラス・ジージャン着用の
二郎系で言う、にくましましみたいな、お手本すぎる
見かけがイカつい、オールバックおじいの「重鎮」の方がおり、
当時の話をチラッと聞いたことがあるのですが、
当時(およそ40〜50年前)のマグロ漁船は
今の時代には、そぐわなさ過ぎる伝説級のエピソードだらけで、
聞くだけならすごく面白かったですが乗りたくはないと思える話ばかりでした。w
(今は職場環境も昔よりは良くなっているかと思います。)
面白い話で特に印象的だったのは、
昔の【マグロ漁船】の乗組員が外国の寄港地に入港すると、
岸壁でその国の女性たちが入港を待ち受けており、
上陸したと同時にいきなり
【求婚】を迫られたこともあったんですって。

(乗組員がお金持ちである事を知っているため。)
また、どんな船業界も【危険と常に隣り合せ】ですが、
マグロ漁船は一度出港すると、なかなか陸上に帰れないので、
出港中に万が一怪我をしても病院にはいけません。。。
ましてや、荒波・爆風の中、漁を行うことが常であり、
「重鎮」の話によると、四肢や指を失う大怪我はもはや日常だったらしく(?)

同僚の指や目ん玉を縫ったこともあるぞ〜

目ん玉に棒が刺さった奴もいたなぁ〜
ギャハハと笑っていました。(1番怖い)
他にも、
【眠る前は必ず枕元に工具を置く】そうです。
・・・これどういう意味かわかります??
乗組員はいろんな多国籍メンバーで組まれるそうで、喧嘩はもう日常茶飯事。
お互いが血まみれになるような喧嘩がいつも発生。
だからいざ戦闘なったとき(?)いつでも反撃できるように準備していたそうです。。。
他にも、部屋の入り口にはガラス瓶の破片を散りばめておくだとか・・・。
こんな感じで2回聞いても理解が追いつかないような
えげつないお話が多々あるのですがこの辺にしておきます。w
今は船乗り業界の労働環境も昔と比べるとかなり改善されつつはあるものの、
以前として環境は厳しく、こういう話を聞くと
簡単に捨てたり食べ残してはいけない気がしますよね。
食材とその裏で必死に食卓に魚介類を届けてくれた漁師さんにもリスペクトを込めて
ありがたく頂戴したいです。
次回はこれまた船乗り業界では馴染みの深い【フェリー船員】を私なりに
ご紹介できればと思います!!
この記事を読んで、少しでも多くの人が
私たちの生活に馴染みの深い身近な「海」で働く色んなお仕事に
少しでも興味を持ってくれれば幸いです!!
(果たしてこんな紹介で良かったのだろうか・・・。)
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